事件の概要
2016年10月17日,朱暁東容疑者は家庭内の紛争で妻の楊俪萍の首を絞め、その結果、楊は機械的窒息で死亡しました。妻を殺害した後、朱容疑者は赤いシーツで楊被害者の遺体を包み、家の冷凍庫の底に置き、105日間凍結しました。
この間、何事もなかったのように隠蔽し、毎日犬の散歩に出かけ、自分が二つの役割を演じているかのように、外部に楊被害者がまだ生きているような演技をしていました。朱容疑者は楊被害者の口調を模倣してSNSに投稿するだけでなく、妻の親しい友人とWeChat上で頻繁にメッセージを送っていました。しかし、音声チャットや電話などに関しては、常に携帯電話の不具合や音声通話ができないと言い訳していました。そして、楊被害者の母などが会うことや訪ねることを求めると、朱容疑者はいつも、妻の口調で「自分は旅行中ですから、会うことができない」と返答していました。
自首する前の夜、朱容疑者はほぼ一晩中「王者栄耀」(中国の人気携帯ゲーム)をプレイしており、夜の10時から朝の4時まで続けました。その間、彼は一度外出し、亡き妻である楊被害者の携帯電話や身分証を蘇州河に捨てました。
その105日間の間、彼は楊被害者の身分証を使用して他の女性とホテルの予約を取り、楊被害者のAlipayアカウントを通じて自分にお金を送金しました。また、彼は楊被害者のクレジットカードから十数万元(日本円だと200万円ぐらい)を引き出しし、南京、海南、徐州、南昌、無錫、そして韓国のソウルなど、様々な場所で旅行しました。
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